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説明
「播磨国風土記」に見える神。同訓で「花波之神」とも記す。近江の国の神とされ、花波山はこの神が鎮座するが故にそう称するという。妻は淡海神で、淡海神は花浪神を追って来たが遂には会えず、自分の腹を割き沼に身を投げて死んだと伝わる。兵庫県多可郡多可町にある「貴船神社（きぶねじんじゃ）」は現在高龗を祭神とするが、古来は「花の宮」と称し花浪神を祀っていたとされる。
参考文献
- 翻訳：吉野裕
- 発行者：下中直人
- 発行所：株式会社平凡社
59神道大辞典
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花浪神
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