ドゥアムウトエフ

Douamoutef

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説明

もしくは「ドゥアムテフ」とも。エジプトでは故人をミイラにする際、内蔵を四つに分けてそれぞれ壷に保管、収納するという習慣があったが、四つのカノプス壷はそれぞれホルスの息子たる男神四柱と死に関連する女神四柱によって守護されるとされた。ドゥアムウトエフはこの四つの壷(カノプス壷)のうち、女神ネイトと共に胃の入った壷を守護する神である。ドゥアムウトエフは犬の頭部を持つ神なので、胃を入れるカノプス壷の蓋部分も犬の頭部を模したものであった。

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ドゥアムテフのカノプス壺

Canopic Jar with Head of Duamutef
メトロポリタン美術館(The Metropolitan Museum of Art)蔵
新王国時代の第19王朝頃(1295-1185 BC)
Copyright: public domain

キーワード

参考文献

  • 01
    西洋神名辞典 DICTIONARY OF GODDESSES AND GODS
    • 監修:山北篤
    • 著者:稲葉義明、桂令夫、他
    • 発行者:高松謙二
    • 発行所:株式会社新紀元社
  • 30Truth In Fantasy 64
    エジプトの神々
    • 著者:池上正太
    • 発行者:高松譲二
    • 発行所:株式会社新紀元社
  • 38ルーヴル美術館所蔵 古代エジプト展 カタログ
    • 編集:名古屋市博物館、NHK、NHKプロモーション
    • 発行所:NHK、NHKプロモーション

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