奪一切衆生精気(だついっさいしゅじょうしょうき)

Sarvasattvojohārī

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説明

仏教において普賢菩薩の眷属とされる十羅刹女の一人。サンスクリット名を「サルヴァサットヴォージョーハーリー(Sarvasattvojohārī)」といい、「取一切精(しゅいっさいしょう)」とも意味訳される。元は羅刹女全体に対する名称だったと思われるが、十羅刹女の一尊の固有名とされる。帰依したのちは一切衆生の煩悩を奪除する仏尊であるという。両手を合掌して手にを纏った姿で表される。この合掌は衆生愛取の意味を持つという。

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奪一切衆生精気

国訳秘密儀軌編纂局 編
「新纂仏像図鑑 天之巻」より
国立国会図書館蔵
Copyright: public domain

奪一切衆生精氣(だついつさいしゆじやうせいき)

「増補諸宗 佛像図彙(ぞうほしょしゅう ぶつぞうずい)」(1900)より
ページ:v03p013
土佐秀信著
国立国会図書館(National Diet Library)蔵
Copyright : pubric domain

十羅刹(十羅刹女)の一尊(十)として

キーワード

参考文献

  • 47密教辞典
    • 編集:佐和隆研
    • 発行者:西村七兵衛
    • 発行所:株式会社法藏館

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