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説明
マヤにおいて、最高神イツァムナの息子、或いはフナブ・クーの息子とされる4人の神達のこと。大地の四隅を支える神、あるいは空を支えるためにフナブ・クーの命により大地の四隅に配置された神とされる。具体的には北のカン・ツィオナル、南のホサネク、東のホブニル、西のサク・シミの4神で、彼らはそれぞれ方位と通じて色を象徴するとともに、マヤ暦におけるイヤーベアラー(年を担ぐ者)を担っていた。またバカブは蜂と養蜂の守護神とされる。同じく4方位に関係するパウアフトゥンはバカブの別称あるいは眷属と考えられている。
関連項目
キーワード
参考文献
- 33Truth In Fantasy 69マヤ・アステカの神々
- 著者:土方美雄
- 発行者:大貫尚雄
- 発行所:株式会社新紀元社