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説明
フェニキア神話に登場する植物の神。特にビュブロスにおいて信仰された。神名の「アドニス」は「我が主」を意味するセム語「アドニ」に由来する。太陽の熱で干からびた植物を象徴する神で、アドニスが冥界からこの世に来た時は急に草木が枯れたり花がしぼんだりするとされる。後にギリシア神話に取り込まれた。またカルタゴのバールとも同一視される。
キーワード
参考文献
- 07ヴィジュアル版世界の神話百科『東洋編』 エジプトからインド、中国まで
- 監修:近藤二郎、中村忠男、前田龍彦
- 著者:レイチェル・ストーム
- 翻訳:山本史郎、山本泰子
- 発行者:成瀬雅人
- 発行所:株式会社原書房