弐負

「貳負」とも表記する。中国における天神の一人で、臣下である危(Wēi)とともに猰窳(Yà-yǔ)を殺した。「山海経」の海内北経には弐負(Èr fù)の尸(なきがら)のある場所について、戈を持った「大行伯」という神(のいる場所)の東で「鬼国」(→鬼(Guǐ))の南にあるとしており、死んでいる(処刑された)ことが分かる。またその姿について人面蛇身であることも記されている。

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