ウィシュトシワトル

アステカ神話において、人々に「塩」をもたらす女神。字義は「発明者」。ウィシュトシワトル、アトラトナン(Atlatonan)、シローネン(Xilonen)、ショチケツァル(Xochiquetzal)の4人の女神に扮した女性は、テスカトリポカ(Tezcatlipoca)に扮する若い戦士に仕える4人のうちの一人であった。この戦士は名誉と快楽を1年間傍受したあと、365日暦の6番目の暦月にある「トシュカトル(「渇いたもの」の意)」という祭儀で4人と一緒に生贄にされる運命にあった。また、365日暦の8番目の暦月にはウィシュトシワトルを祀る「テクイルウィントリ(「神々の小さな祝祭」の意)」という祭儀があった。

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