ヴィリ

北欧神話においてヴェー（Vé）とともに主神オーディン（Ōðinn, Odin）の兄弟で世界を創造した神の一柱。ブーリ（Buri）の息子であるボル（Borr, Bör）と、巨人族の女であるベストラ（Bestla）から生まれた。彼等三兄弟はトネリコとニレの木から人間を創造し、様々な能力を付与したが、ヴィリ（Vili）はそのうち知性と感情を人間に与えた神とされる。