ヴィーラバドラ

インド神話に登場する、シヴァ(Siva, Shiva, Śiva)が生み出したとされる恐るべき怪物。名前は「賞賛すべき戦士」といった意味を持つ。シヴァ(Siva, Shiva, Śiva)がサティー(Sati, Satī)と結婚したとき、サティー(Sati, Satī)の父親であるダクシャ(Daksha)はシヴァ(Siva, Shiva, Śiva)を卑しい神だと差別し、大事な祭りにシヴァ(Siva, Shiva, Śiva)を呼ばなかった。サティー(Sati, Satī)はこれを嘆き聖なる火に身を投じて死んでしまった。シヴァ(Siva, Shiva, Śiva)は怒り狂い、1000個の目と足と腕を持ち、わき腹から角の出た巨人、ヴィーラバドラ(Vīrabhadra, Virabhadra)を産みだした。ヴィーラバドラ(Vīrabhadra, Virabhadra)は神々を震え上がらせ混乱させた(シヴァ(Siva, Shiva, Śiva)自身が暴れまわったとする伝承もある)。 また別の伝説ではシヴァ(Siva, Shiva, Śiva)の従者として登場し、「ニーラ(Nīla)」という魔神を退治している。

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