ポリネシアのクック諸島にあるマンガイア島における天空神でツアモツ諸島のアテア(Atea)と同定される。ヴァテア(Vatea)は女神パパ・ツ・ア・ヌク(Papa tu a nuku)が生んだ子の父が誰なのかをトンガ・イチ(Tonga-iti)という神と争い、二人とも自分こそが親だと譲らないので結局子供を二つに割って分けることになった。ヴァテア(Vatea)が分けた上半身を空に投げたところ輝いて太陽になった。トンガ・イチ(Tonga-iti)は血の流れるまま分けた上半身を放っておいたが、ヴァテア(Vatea)が太陽を作ったのをみて真似して空に投げた。もう血を失って青白くなっていた下半身は空に上ると月となった。
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