ウンディーネ

ヨーロッパの川や泉に住む水の精霊。名前は「波」を表す。もともとは16世紀のスイスの化学者パラケルススによって考えられたエレメンタル(Elemental)(四大精霊)の一種族であり、四大元素のうち「水」を司る精霊と考えられた。魚や蛇の姿をとるときもあるが、たいてい美しい乙女の姿であらわれ、しばしば人間と恋をする事で知られる。ウンディーネ(Undine)は人間と結婚して子供をうめば魂を与えられるとされているが、結婚した人間が川や泉の近くで彼女をののしると、彼女は永遠に水の中に戻らなければならなくなるという。

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