宇賀神

日本の仏教における福神。「うかじん」とも読む。三施(三種のお布施のこと)の一つである「財施(ざいせ=金品などのお布施のこと)」の音訳「宇賀耶(うがや)」が神格化されたものだとされる。すべての衆生に福徳を授け、菩提(悟り)に導くとされる。顎鬚の生えた男の頭の、とぐろを巻く蛇の姿で表され、単体で祀られるほか、弁財天(Sarasvatī)の宝冠となった姿で知られる。弁財天と同一視されるほか、発音の類似から宇迦之御魂神と同一視され、食物を司る神ともされる。また奇瑞(良いしるし)とされる白蛇を起源とする説もある。

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