日本神話に登場する水の神の一人。「古事記」にのみ登場し「日本書紀」では言及されない。頰那美神とともに速秋津日子神・速秋津比売神両神から生まれた神だが、伊邪那岐命と伊邪那美命の御子神「三十五神」の一柱として12番目に数えられる。名前の「ツラ」は水面、「ナ」は助詞、「ギ」は男性を示し、総じて「水面を象徴する男神」といった意味を持つ。
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