ボスニアやセルビアの伝説・伝承に登場する狼男、或いは狼憑きの固有名。名前は「火のような(=気の荒い)ドラゴン(Dragon)狼」といった意味で、「暴君ヴク」として恐れられた15世紀の領主、「ヴク・グルグレヴィッチ(Vuk Grgurević)」の異名。彼は腕に赤い毛の生えた赤いあざがあったので、火を吐く狼憑きだとされた。民謡ではドラゴン(Dragon)の息子として歌われ、夜でなくても曇って太陽が見えないときであれば狼に変身することが出来たという。
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