仏教における女性形の菩薩。名前は「救済」、「星」、「瞳孔」などを意味する。アヴァローキテーシュヴァラ(Avalokiteshvara, Avalokiteśvara)のシャクティであり、その女性的側面を担う。アヴァローキテーシュヴァラ(Avalokiteshvara, Avalokiteśvara)の仕事を助けるためにその涙の一滴から生まれた、あるいはアヴァローキテーシュヴァラ(Avalokiteshvara, Avalokiteśvara)の目から輝き出る青い光線の中から生まれたとされる。このような出生からターラー(Tārā)はアヴァローキテーシュヴァラ(Avalokiteshvara, Avalokiteśvara)の救済から漏れた衆生をも救う、絶大な救済力を持つ尊格とされるようになった。ターラー(Tārā)はチベットではドゥルマ、日本・中国では多羅菩薩(Tārā)の名で知られる。
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