北欧神話に登場する、雷神トール(þórr, Thor)の戦車を牽く雄山羊の一頭(もう一頭はタングリスニル(Tanngrisnir))。名前は「歯噛みするもの」を意味する。二頭は戦車を引くだけでなく食糧としてもトール(þórr, Thor)の役に立った。というのもタングノスト(Tanngnost)とタングリスニル(Tanngrisnir)は骨さえ全て残っていればトール(þórr, Thor)が神槌ミョルニルをかざすだけで元通りに生き返るからである。
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