記紀神話における地霊。伊邪那岐命と伊邪那美命による国産みの際生まれた14島の4番目で大八島に属する筑紫島のうち、肥国(ひのくに)つまり現在の佐賀県・長崎県・熊本県あたりの地方を神格化した存在。神名の意味は判然としないが、「久士比(くじひ)」は「奇霊(くしび)」つまり霊妙な様を表すと思われる。
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