仏教や道教において地獄で審判を行うとされる十王のうち、二七日の審判を司るとされる仏尊。「初江大王陰徳定体真君(しょこうだいおういんとくていたいしんくん)」、「楚江王(そこうおう)」とも呼ばれる。地獄の前に流れる三途の川の初めにいるがために「初江」と称するとされ、本地を釈迦如来とし、忿怒相で表される。 初江王(Chū-jiāng wáng) 国訳秘密儀軌編纂局 編 「新纂仏像図鑑 天之巻」より 国立国会図書館蔵 Copyright: public domain 二七日釋迦如来 初江王 1804 藤原行秀 写 「十王寫(じゅうおううつし)」より 国立国会図書館蔵 Copyright: public domain
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