シャスティ

インドにおいて家庭と子供を守護するとされる女神。名前は「第6」を意味し、各月の6日目に礼拝が行われる。元々はインド東部で民間信仰されていた神と考えられている。豊穣と多産の神でもあり、不妊の者でも子供を授けるとして、特に女性に信仰されている。 多くは猫に乗った女性の姿で表されるが、膝に子供を乗せたり、子供を連れていたりする女性、あるいは黒猫そのものなど、いろいろな姿で表される。元々はスカンダ(Skanda)の養母の一人とされたが、今ではスカンダ(Skanda)の妻の一人である「デーバセーナ(Devacena)」と同一視されている。

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