旧約聖書偽典「第3エノク書(ヘブライ語エノク書)」に言及される天使。名前は「誰が神の御霊をかき立てるのか」を意味する。「ソテル(Sother)」、「ソテル・アシエル(Sother Asiel, Sother Ashiel)」、「ソテル・アシエルH(Sother 'Ashiel H')」、「ソテラシエル・ヤハウェ(Soterasiel YHVH)」などの名前でも呼ばれる。審判の座において神の裁きを執行する天使であり、第7天の支配天使とされる。その背丈は7000パラサング(約3万9000km)もあり、全ての天使の君主は彼の許可なしでシェキナ(神の栄光)の前に出入りすることは許されない。第3エノク書においてソテラシエル(Sotheraiel)はアナフィエル(Anafiel, Anaphiel)にひれ伏され、ソクェド・ホジ(Soqed Hozi)にひれ伏す立場の天使として描かれる。
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