「古事記」において、大年神と伊怒比売の間に生まれた五柱の御子神の一柱。「ソホリ」の語義については明らかでないが、韓神とともに外来神と考えられ、その語源を古朝鮮語に求める説がある。「日本書紀」の一書に須佐之男命が五十猛神を率いて新羅国に降り「曽尸茂利(そしもり)」に居たという記述があり、この曽尸茂利と曽富理は同じもので地名や場所を表すものではないかと考えられている。「延喜式」には宮中に坐す神三座として「園神社 韓神社二座」が挙げられており、これを大年神の子神である韓神、曽富理神と同神と考える説もある。
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