シルヴァーニ

イタリアに伝わる森の妖精。ローマ神話の神シルヴァヌス(Silvanus)に由来する。上半身が人間、下半身はヤギの姿で、手には長い鉤爪がついており、熊や狼、或いは牡牛の毛皮を纏っている。同じような姿をしているファウヌス(Faunus)よりも大きいとされるが、滅多に人前に姿を現さないという。シルヴァーニ(Silvani)の女性形は「アグアーネ(Aguane)」あるいは「シルヴァーネ(Silvane)」とされ、子供はフォレッティ(Folletti)になるという。

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