志芸山津見神

日本記紀神話に登場する山神。「古事記」では「志芸山津見神」、「日本書紀」では「䨄山祗(しぎやまつみ)」と表記される。伊邪那岐命が火之迦具土神を斬ったときに、火之迦具土神の斬られた体の一部分から生まれた神の一柱。古事記では左の手から、日本書紀では両足から生まれたとされる。名前の「シギ」には諸説あり、「繁木(しぎ)」と解釈して木の茂った山のこと、或いは鳥の「鷸(しぎ)」と解釈してシギの長い脚のように細長い山のことと考えられている。

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