センツォンウィツナワック

アステカ神話における星の神。北の星座の神センツォンミミスコア(Centzonmimixcoa)の対の神。名前はセンツォントリ(centzontli=400のこと)からの派生語。南の星座を司ると共に太陽と戦いの神でもある。コアトリクエ(Coatlicue)とミシュコアトル(Mixcóatl)、或いはオメシワトル(Omecíhuatl)とオメテクートリ(Ometecuhtli)の子で、センツォンミミスコア(Centzonmimixcoa)、コヨルシャウキ(Coyolxauhqui)とは兄弟姉妹とされる。母親が末子であるウィツィロポチトリ(Huitzilopochtli)を性交なしで生んだため、これを父親に対する不義だと考えてセンツォンウィツナワック(Centzonhuitznahuac)とセンツォンミミスコア(Centzonmimixcoa)は母親殺しを計画した。しかしこれはウィツィロポチトリ(Huitzilopochtli)によって妨げられ、二人は撒き散らされ星となったのである。

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