16世紀にサルマティア海と呼ばれていたバルト海沿岸に住むとされた想像上の生物。アンブロワーズ・パレ著「怪物と驚異について」では「リマソン・ドゥ・ラ・メール・サルマティク(Limaçon de la mer Sarmatique)」の名で記されている。名前はともに「サルマティア海のカタツムリ」の意。水陸両棲の巨大なカタツムリで、鍵足かひれのような四本の足を持っている。また眼は触覚の先ではなく頭についており、触角は枝分かれしている。
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