中国神話に登場する三羽の神鳥の総称。「山海経」の海内北経によれば西王母(Xi-wang-mu)に使役される存在で西王母(Xi-wang-mu)のために食事を取ってくるという。大荒西経には三青鳥(Sān qīng niǎo)の特徴が書かれており、みな赤い首で黒い目で、それぞれ「大鵹(だいり/Dà lí)」、「少鵹(しょうり/Shǎo lí)」、「青鳥(せいちょう/Qīng niǎo)」という名があるという。また西山経にも「三危山」という山に三青鳥(Sān qīng niǎo)がいると書かれている。海内北経の三青鳥(Sān qīng niǎo)の文は郭璞の注で「または三足烏(版によっては三足鳥)である」と書かれている。
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