ミャンマーに住むタウントゥ族、タウニョウ族、サウントウン・カレン族などの信仰に通じてあらわれる農耕を司るナット(Nat)。水田に蝶の姿で現れる。各水田には一人ずつ稲作の守護霊たるサバ=レイッピャ(Saba-leippya)が住んでおり、稲刈りの済んだおりには、各容器からサバ=レイッピャ(Saba-leippya)のために少量ずつ米を取っておき、のちに水田に返すことになっている。また、土地を耕して新しい水田を作る時は、必ずサバ=レイッピャ(Saba-leippya)に対して酒を捧げることになっている。
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