リリス

もしくは「リリト」。ユダヤ教、キリスト教における女悪魔。ユダヤ教のタルムード文献などに見られる。「リルトゥ(Lilitu)」とも呼ばれる。リリス(Lilith)は最初の男アダムととも土から創造された最初の女(つまり元は人間であった)であり、アダムに毎日100人の子供を産み与えたとされているが、エヴァ(イブ)が創造されて用無しとなり追放されたリリス(Lilith)はアダムに呪いの言葉を吐いて飛び去ったという。リリス(Lilith)という名前はメソポタミアの女悪魔「リリ」に由来すると考えられている。女悪魔となったリリス(Lilith)はサタン(Satan)の正妻でまたサタン(Satan)に次ぐ第二位の地位を持っているとされる。妖艶な美女の姿で男を邪悪に陥れる悪魔であるとともに、また幼児の命を奪うともされる。ただ、リリス(Lilith)が天使に捕まったときリリス(Lilith)の子供を殺さない代わりに課せられた誓約があり、天使の名が刻まれた家には近づかないという。

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