レミエル

旧約聖書外典「第1エノク書」などに言及される天使。「ルマエル(Rumael)」、「ルイナエル(Ruinael)」とも呼ばれる。また「ラムエル(Ramuel)」、「イェレミエル(Jeremiel)」、「エレミエル(Eremiel)」などの天使名はレミエル(Remiel)の別名とされることがある。名前は「神の慈悲」ないし「神の雷」を意味し、神の御座に仕える「御前の七天使(Seven Angels of Presence)」の一人とされる。「復活を待つ魂の支配者」とも称され、雷を司り、ウリエル(Uriel)と同一視される。また一方ではシェミハザ(Shemihaza)に与し神に反逆した堕天使の一人とされる(→ラムエル(Ramuel))。

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