ヒンドゥー教において悪鬼で半神とされる一群のこと。女のラークシャサ(Rakshasa, Rākṣasa)はラークシャシー(Rakshasi, Rākṣasī)と呼ばれる。身内には親切で忠実だが、仲間以外には貪欲で好色で凶暴な面を見せるという。ブラフマー(Brahma, Brahmā)の足から生まれたとも、聖仙カシュヤパの子孫だとも言われ、ヴィシュヴァカルマン(Viśvakarman)の作った荘厳な都市にすんでいる。無害であるヤクシャ(Yakṣa)もラークシャサ(Rakshasa, Rākṣasa)に含まれるが、多くは神々の敵とされる。仏教においては漢訳で「羅刹(Rakshasa, Rākṣasa)(らせつ)」と称される。
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