パウアフトゥン

マヤにおいて四方位から吹く風を象徴する神。バカブ(Bacab)やチャク(Chac)と同様に雨の神でもあった。北と白を司るサク・パウアフトゥン(Zac Pauahtun)、南と黄を司るカン・パウアフトゥン(Kan Pauahtun)、東と赤を司るチャク・パウアフトゥン(Chac Pauahtun)、西と黒を司るエク・パウアフトゥン(Ek Pauahtun)の総称で、同じく4方位に関係するバカブ(Bacab)の別称あるいは眷属と考えられる。

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