ノヤウタサプ

アイヌにおいてノヤ(ヨモギ)を顕現体とするカムイ。アイヌの若者の無礼に腹を立て「カムイモシリ(カムイの国)」に帰ろうとしたオキクルミが、自分の代わりに人間を守るためにヨモギの束から作った。ノヤウタサプがヨモギを顕現体とするのはヨモギに魔物を倒す力があるとアイヌが信じていたからである。ノヤウタサプは胸と両足・両手に一つずつ、計五つの心臓を持っており、普通のカムイの五倍強いとされた。

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