野衾

日本における想像上の動物。衾(ふすま)とは寝るときに体の上にかける夜具のことで、野衾とは現在で言うムササビのことだが、現在知られる生態の他に、夜道を歩いている人を襲って松明を消したり(あるいはそこから発展して炎を食べるとされたり)、人や家畜を襲って血を吸うと考えられていた。 廢寺の野伏魔(はいでらののぶすま) 一寿斎芳員画「百種怪談妖物雙六」より 国立国会図書館蔵 Copyright : public domain のぶすま 北斎季親画 「化物尽絵巻(ばけものづくしえまき)」より 国際日本文化研究センター蔵 Copyright: public domain

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