オーストラリアのアボリジニ達が普遍的に信じる精霊であり創造神。虹は地上の水場と天空を結びつける蛇であるとされる。アボリジニの各部族ごとに虹蛇の名前は多岐に渡り、また創造神ではない他の虹蛇も存在するため、便宜上これらを「レインボー・サーペント(Rainbow Serpent)」、日本語で虹蛇(にじへび)と総称する(同じく虹蛇と書いて「こうだ」と読ませる文献もある)。石英の煌きも、夜の海の燐光も、もちろん虹もこの虹蛇の顕れであるとされる。一般的に虹蛇は創世神であり、また雨をもたらす精霊である。怒ると洪水や疫病をもたらすという。(参考:ウングッド(Ungud))
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