ニンリル

バビロニアの創造神話の女神。風の神エンリル(Enlil)が「ベル」という名前でニップールを支配していた時の妻。のちにニンリル(Ninlil)はニンフルサグ(Ninhursag)という名で崇拝されたが、これは彼女が夫とともに「東の山」に住んでいからである。ベリット(奥方)とか「神々の母」などと呼ばれたが、バビロニアの神界では絶対権を持たなかった。

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