ニンギシュジダ

「ニンギジダ」とも。シュメールにおける冥界神。ゲシュティンアンナ(Geshtinanna, Ngeshtin-ana)の配偶神でありニンアズ(Ninazu)の子とされる。名前は「賢き(真理の)木の住人」という意味を持ち、地上において、地下において人間を救済する役目を担っている。都市ラガシュの守護神でラガシュの王グアデの個人神とされた。後代にいたってタンムズ(Tammuz)と同一視される。

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