仏教において月光菩薩(Candra-prabhā)とともに薬師如来(Bhaiṣajyaguru)の脇侍される。梵名を「スーリヤプラバ(Sūrya-prabha)」という。また「日照王菩薩(にっしょうおうぼさつ)」、「日光遍照(にっこうへんじょう)」とも呼ばれる。薬師如来(Bhaiṣajyaguru)の左脇に侍立し、蓮上の日輪(太陽)を左手に持つ。薬師如来(Bhaiṣajyaguru)を中心として月光菩薩(Candra-prabhā)と対照的なポーズをしていることが多く、単独で造像されることはまずない。薬師如来(Bhaiṣajyaguru)の病を治す力を補助する菩薩(Bodhisattva)であり、千の光明を発して病を打ち消すとされる。
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