ナンディ

ヒンドゥー教において、シヴァ(Siva, Shiva, Śiva)を象徴する聖獣。「ナンディ(Nandi)ン(Nandin)」とも。字義は「幸せなもの」。乳白色の牡牛で、シヴァ(Siva, Shiva, Śiva)のために選ばれた乗り物であり、また従者の一人。シヴァ(Siva, Shiva, Śiva)の男らしさと生殖能力を表している。シヴァ(Siva, Shiva, Śiva)がナタラージャ(舞踊)の姿をとると、ナンディ(Nandi)がその音楽を奏でる。五世紀にさかのぼるヒンドゥー教の聖典「プラーナ」の中で、ナンディ(Nandi)は神として呼び出される。乳海攪拌のときに生まれた聖なる牝牛スラビヤと聖仙カシュヤパの子。ナンディ(Nandi)はまた全ての四足動物の守り神であり、世界の四隅で見張りをしている。ナンディ(Nandi)の像はシヴァ(Siva, Shiva, Śiva)神を祭る寺院の入り口に安置されており、信者達は、ナンディ(Nandi)の睾丸に触れてから参拝をする。

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