インドにおける蛇神族。ナーガ(Nāga, Naga)とはそのまま「蛇(コブラ)」を意味し、蛇の神霊として扱われる。たいていは多くの首(一般的に7か9)を持った大蛇として現れる事が多いが、完全な人間の姿をとることもある。また下半身が蛇、上半身が人間といった半人半獣の姿をとることもある。ナーガ(Nāga, Naga)というのは男性に対して使われる言葉で、女性形では「ナーギー(Nāgi)」、或いは「ナーギニー(Nāgini)」と呼ばれ、容姿端麗で美しいとされている。彼らナーガ(Nāga, Naga)の中でも特に有力なものをナーガラージャ(Nāga-rāja)という。
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