モックルアルヴィ

北欧神話に登場するヨツン(Jotun, Jotan, Jötun, Jöten, Jötunn, Jǫtunn)族に作られた魔法の巨人。ヨツン(Jotun, Jotan, Jötun, Jöten, Jötunn, Jǫtunn)族で一番強いとされたフルングニル(Hrungnir)と巨人殺しの異名を持つ雷神トール(þórr, Thor)が対決する際、トール(þórr, Thor)をおびえさせる為にヨツン(Jotun, Jotan, Jötun, Jöten, Jötunn, Jǫtunn)族によって川底の粘土と雌馬の心臓を使って作り出されたもの。モックルアルヴィ(Mokkuralfi)は雲を突き破るほど背が高かったがいかんせん動きがのろく何の役にも立たなかった。というのもトール(þórr, Thor)の召使いである人間のシアルヴィが足に斧を打ち込んだだけで倒れてしまったのだ。同じようにヨツン(Jotun, Jotan, Jötun, Jöten, Jötunn, Jǫtunn)族に作られた粘土の巨人としてスクリューミル(Skrymir)がいる。

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