マトラルクエイトル

アステカにおいて雨を司る女神。名前は「緑のスカートの婦人」の意。「マトラルクエイェ」とも呼ばれる。雨の神トラロック(Tlaloc)が、テスカトリポカ(Tezcatlipoca)に最初の妻であったショチケツァル(Xochiquetzal)を誘拐されたあとに、新たに迎えた2番目の妻である。この女神に敬意を表すためにメキシコ盆地東方のプエブラとトラスカラの間に位置する死火山に彼女の名が冠された(ただしスペイン開拓時代にラ・マリンチェと改名された)。

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