嬌麼哩

仏教において閻魔(Yama)の眷属とされる七母女天(Sapta-mātṝkā)の一人。「嬌摩哩(きょうまり)」、「矯麼哩(きょうまり)」、「憍摩哩(きょうまり)」とも書かれる。スカンダ(Skanda)の別称である「クマーラ(Kumāra)=鳩摩羅天(Kumāra)」を女性形にした「カウマーリー(Kaumārī)」を音写したもの。カウマーリーは「クマーリー(Kumārī="童女"の意)」とも呼ばれ、これは「鳩摩利(くまり)」と音写される。 七母女天(Sapta-mātṝkā)のほか「八摩怛哩(はちまたり)」にも数えられ、鈴を持ち北方を守護するという。

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