ボーディサットヴァ(菩薩(Bodhisattva))の一。日本では「地蔵菩薩(Kṣṭitigarbha)」、中国では「地蔵王(Dì-cáng wàng)」として知られている。これらの名前はクシティガルバ(Kṣitigarbha)の語義「大地を取り囲むもの」から来ている。審判のあとに魂がたどる六道を見守っているのだといわれる。六道とは人間、阿修羅(Asura)、悪魔、神々、動物、そして亡者たちがたどる宿命を指す。クシティガルバ(Kṣitigarbha)は忍耐強く地獄にいる人々を慰め、生前の悪行によって背負い込んだ重荷を少しでも軽くする方法を模索している。 やがてクシティガルバ(Kṣitigarbha)は、全ての旅人の守護神だと考えられるようになった。インドより中国と日本で信仰を集めた。
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