クルンタ

ヒッタイトの神で普通田舎に関係が深いと考えられていた。「豁然たる田園の子」と称される。消える神ハーヒマス（Hahhimas）の伝承に登場する。この伝承にはあらゆる生物が衰え死にゆくさまが描かれている。気象の神タル（Taru）はクルンタ（Kurunta）がハーヒマス（Hahhimas）によって騙されるのを防ごうとしたが、ハーヒマス（Hahhimas）は人々を行動できないように麻痺させてしまい、クルンタ（Kurunta）も結局ハーヒマス（Hahhimas）に言いくるめられることになる。牡鹿の背に立って野兎とハヤブサを持った姿で描かれる。牡鹿はクルンタ（Kurunta）の聖獣とされる。