国之久比奢母智神

日本神話に登場する水の神の一人。「古事記」にのみ登場し「日本書紀」では言及されない。天之久比奢母智神とともに速秋津日子神・速秋津比売神両神から生まれた神だが、伊邪那岐命と伊邪那美命の御子神「三十五神」の一柱として17番目に数えられる。名前の「くひざもち」は「汲瓠持(くみひさごもち)」を意味し、水を汲む「ひさご」を持つ神で、灌漑を象徴する神と考えられている。

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