オーストラリア北部のアーネムランド半島に住むアボリジニ、アラワ族の人々が信じる「大いなる母」。「グナピピ(Gunapipi)」、「クナピピ・カルワディ・カジャラ(Kunapipi-kalwadi-kadjara)」と呼ばれることもある。かつてクナピピ(Kunapipi)は、男女の英雄達とともに大地を巡り、自然を創り、さらに人間の男女をも創り出した。この旅では一匹の"虹蛇"(Rainbow Serpent)がクナピピ(Kunapipi)の歩く道を整えるためにその前を進んだという。しかし、現在のクナピピ(Kunapipi)は曖昧で怠惰な霊であり、「年老いた女」であるとされる。その秘密の名前は儀式が最高潮に達したときにわめかれる無意味な叫びの中に聞こえるという。クナピピ(Kunapipi)は若者達を殺し、ワシが彼女を殺すまでその若者達を食べていた。少年達はこうして彼女の胎内に再び入ることで新たな再生をし、成人男性として認められる。
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