天地開闢の初めに高天原(たかまがはら)に現われたとされる、天津神のうちでも別格の五神の総称。つまり順に天之御中主神、高御産巣日神、神産巣日神、宇摩志阿斯訶備比古遅神、天之常立神の五柱の神の総称。天地開闢の説話以外ほとんど記紀神話には登場せず、「皆獨り神(独り神=結婚しない単独の神)にして身を隠し給いき(姿を見せなくなった)」と説明されているが、高御産巣日神については万幡豊秋津師比売命、思金神などの子神がいる。
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