鬼車

中国において、災いを呼ぶという怪鳥の一種。別名を「九頭鳥(きゅうとうちょう)」といい、その名の通り九つの頭を持つ鳥である。鬼車(Kueiche)は十の首を持っているが、頭は九つしかない。これは犬に噛み切られたとか、古代周王朝の宰相・周公旦が庭師に切らせたからだとか伝えられている。この頭の無い首からは常に血が滴り落ちており、人々はこの怪鳥の襲来を容易に知ることが出来た。鬼車(Kueiche)がやってくると人々は家の灯かりを消し、犬を叱って吠えさせてこれを追い払ったという。 一説に、鬼車(Kueiche)はその首一つにつき一対の翼があったため、いざ飛ぶとなると18枚の翼が互いに競い合い、絡み合ってついには互いに傷つけ合い、結局役に立たなかったという。

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