カムルセパス

ヒッタイトにおいて魔法や治癒を司る女神。あるとき豊穣神であり、また動植物すべての繁殖を司るテレピヌ（Telepinu）という神が忽然と神々の前から姿を消すという事件が起こった。神々でさえ飢え、動物はすべて死に絶え、木々は葉を失った。テレピヌ（Telepinu）を見つけ出し、なだめなければこの事態は復旧しないということで老女神ハンナハンナ（Hannahanna）が自分に仕える蜜蜂に命じてテレピヌ（Telepinu）を見つけ出し、カムルセパス（Kamrusepas）が魔法の呪文によってテレピヌ（Telepinu）をなだめることによって事態はようやく元に戻ったという。