古事記に登場する神で、家を建てる時の基礎材料としての石や土を司る、家宅の守護神。伊邪那岐命と伊邪那美命による神産みにより生まれた三十五神の一柱で2番目に生まれた。次いで生まれた石巣比売神と一対の存在で、本来は山の神だったと考えられる。また日本書紀では上筒之男命の別称として「磐土命(いわつつのみこと)」という名が記されているため、上筒之男命と同神とも考えられる。
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